vol.151 応援はめんどくさい
スーザンさんからのお便り②
・中学校の同級生とのエピソード
・トライアスロンの快感とめんどくささ
・独りでないと精神は支障をきたす
はい、こんばんは。スーザンさんの続きですね。
感謝がないとうまく、って言ったら変だけど、スムーズに祈りが自分のほうに返ってこないというの言いましたけども。そのやり方っていうか、その様相・形ってのは、搾取する人たちも、あるいはしない人たちも、同じようなことを言うんですよ。
だからあれでしょ。エル・ランティとか、エル・カンターレ。あの人たちだけじゃないんだけども、代表として。割と具体的に名前を知ってるんで僕は言ってるんですけども。ああいう人たちが、やっぱ使うんですよ。いいこと言うと引っかかるから、みんなが。
だからほら「我は仏陀なり」とか「我はイエスなり」とかみんな言うでしょ。
古川くんなんかは言えるんですよ、実は。「我は月読之大神なり」とか「我は天照大神」とか、みんな降りてきてたから。
新興宗教とか、宗教ってみんなそうですよ。降りてきたらもうその人なんですよ。
その人がその格でなかったら、降りてこれないんですよね。
(※依代としての格がなければ上位の神霊も降りてこられない)
古川、絶対そういうこと言わないですよね。なんでかっつうと、 嫌なんですよね。
古川ってのは。
あのね、昔の記憶は割と残ってんですよね。
10年、20年前の記憶ってのは残ってないんだけど、中学生ぐらいの記憶は割と残ってて、あの、 マラソン大会とかあるんですよ。運動会でもいいんだけど。
古川はあんま速くなかったの、小さい頃は。そういう、なんか、延々走るとかね。 運動嫌いだったから。
ただ、その友達で、カドデヒデゾウってのがいて、それはね、勉強できたんだ、本当に。しかも運動もできて、ハンサムで。女の子にはモテたんだろうね。
で、マラソン大会あって。やっぱそいつはね、けっこう早かった。5位以内に入ったんかな。1位かな。1位にはなんなかった、なったのかな。1位か2位か3位か、そんぐらいです。
で、終わって、ぼそっと言ったのね。
あの、応援するわけですよ、他の学年の人たちとか。大会だから。
ぼそっと言って「腹立った」つうんだよね、 応援に。
トップ近くで走ってるから気持ちいいのかと思ったら、腹たったつうから、ああ俺と同じだなと思って。私は遅かったから、別にもう、そんなにムカつくこともなかったんだけど「めんどくせえな」とは思ってたんですよ。
え。でも、カドデくんが「めんどくせえ、腹立った」っつったから、あーそうか、同じだなと思ったんだけど。
それでね、分かるんですよ。やっぱいらないんすよね、そんなの。応援なんか欲しくないんですよ。
応援する人ってのは、なんか「頑張れ」っていう感じでやってるわけでしょ。でも勝手じゃないですか、頑張るのはこっちの。
走りたくてやってるんだろうけど、まあ、大会っていうのもあって、やむなく走るって。 で、負けたくないから頑張るって、カドデくんは。私は別にどうでもいいから、たらたら走ってるんだけど。
のちにトライアスロンとかやりだして、やっぱ気持ちいいんですね、トライアスロンってのは。
普通やらないでしょ、みんな。
やらないっていうのは、川で泳いだりとか、海で泳いだりとか、湖で奥までずっと泳いでって、またぐーっと戻ってくるわけですよ。普通やらないですよね、怖くて。それやるわけですね。
で、自転車でガンガン、ガンガン道走れるわけですよ、真ん中を。 道路もそうですよね。で、疲れて、バタンと地べたに倒れるわけですよ。 地面の香りが、熱い炎天下でやってるから、地面が熱せられてるから、そこに水ぶっかけられて、なんつうの、蒸気の匂いとアスファルトの匂いで。そのなんとも言えない、そういうのを味わうのは。
別に味わいたくてやってるわけじゃないですよ、倒れたくもないし。でも、その、なんつうの、ナチュラルな、大地を味わうとか、風を味わうとかいう。よく言うけども。でも、実際にそうなるその感じがやっぱ好きだったんですね。
そこでもやっぱ頑張れとか言われると、 もうこっちはヘトヘトに疲れてるわけですよ。トライアスロンなんて才能がない人がやったら、最後のランの10キロってのは地獄なんすよ。
ありがたいとは思うけども、めんどくさい。
なんでこんなこと言ってるかというと、やっぱね、1人で生きたいんですよね。もちろん人間は1人では生きていられない。社会性を有する、それが基本の人間だから、あんまり1人だけで生きてける人って居ないですよね。でも精神はやっぱり独りじゃないと色々と支障をきたす。
みんなでワイワイあっち行こうみんなでワイワイこっち行こう。おかしいなと思っても、みんながやってるから、しょうがないワクチン打つかと。 会社のためだし、会社で嫌がられるからワクチン打たなきゃいけないなとか。仕事に支障をきたすからとか、家族のためにとか。
あるでしょ。
これからの時代は。
もう時間か。じゃあここここまで。